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信念で伝える正しいバレエ

  • 2023.02.15

今日は風も強く空気がとっっっても冷たい1日でした。

突然ですが、バレエ上手くなりたいですか?

どのように上手くなりたいですか?

理想の姿をしっかりイメージできていますか?

憧れのバレエダンサーはどうやってその技術や美しさを表現しているのでしょう?

自分の課題は見えていますか?

シルヴィ・ギエムは私が子供時代から憧れていたダンサーの一人です。

ロンドンに留学していた頃は何度もロイヤルオペラハウスに足を運びました。

学生の身分ですからいつもいつもS席の真ん中で優雅に楽しんではいられませんでした。

いつも4階席やスタンディングチケットで柱の影から立ちっぱなしで彼女の踊りの一部始終をじっと見ていたものです。

どんなに真似をしても彼女と私では身体の条件も違えばポテンシャルが違っていました。

でも、彼女を目指すことでバレエを研究することができました。

当時はまだバレエの解剖学はざっくりしたものでしたが、私は解剖学の本を読んでは、VHSのビデオテープが擦り切れるまでバレエを観たりしました。

先生はターンアウトしろとは言いますが、どこをどのように使うのかまでは指導してくれません。

劇場で観たスターの記憶、ビデオ、本、そしてスタジオの鏡、これが私の使える全てでした。

帰国して新国立劇場バレエ団に入団し長年現役生活をし続けられたのも、苦労して身につけたバレエのおかげです。

昨今、トレーニング方法も増え、バレエ解剖学がポピュラーになりました。

日本でもあちこちで講習会が開かれたり、インターネットで気軽に調べることができます。

(もちろん全てが正しいわけではありませんが・・・。)

おかげさまで私の積み上げてきたバレエを全て確認することができましたし、技術習得の近道を発見することもできました。

バレエ教師として生徒の皆さんに教えるにあたり、本当に正しいことを伝えられる自信にもなっています。

人の身体は十人十色ですが、バレエの様式美を表現するためにしなければならないことは皆同じ。

教師としてどれだけたくさんの方法論を持ち合わせているのか、人の受け売りではなく自分の身体に落とし込んだものを伝えられるかが重要です。

パークサイドバレエスタジオで教えてくれている先生方は皆研究熱心です。

現役の先生もいますし引退した先生もいますが、有難いことに皆教えるということに情熱を持っています。

だからパークサイドバレエスタジオにバレエを習いにきている生徒の皆さんにはたくさんの気づきを持ち帰っていただきたいと願っています。

バレエって奥深いものです。

足の甲の出し方や引き上げの仕方や正しいポジションなど、一つ一つの技術や知識を積み上げていくことは大事です。

でも、だからと言って美しく踊れるとは限りません。

どのように連動させるのか、正しいコーディネーションはどのようなものか、その人の体型で美しく見える動きは何なのか。

パークサイドバレエスタジオではそういうことまでを学んでいただけたら嬉しいです。

そういうことまでしっかりお伝えするということも私の信念ですからね。

特に留学やプロを目指す子達は妥協しないで取り組んで欲しいですね。

執念です!

私もまだまだ進化していきます。

一緒に進化していただけたら嬉しいです。

さて、今日は石井先生の基礎初級・初級クラス、ポワントスキルアップでスタートしました。

今日も元気いっぱい英語いっぱいで楽しくレッスンできたのではないでしょうか?

足の使い方、動き方など石井先生は知識経験豊富なのでしっかり学んでいただけたらと思います。

次は引き続き石井先生でジュニアCクラス。

楽しさと難しさが交差してあっという間にクラスが終わってしまったのではないかな?

さて、今日のMVPは誰だったのでしょう?

次は明莉先生のジュニアBクラス。

シンプルな動きを正しくしっかりと。

先生のデモを見て、自分と何が違うのかを目と身体で感じながら練習してくれたらと思います。

次は尚子先生でジュニアAクラス。

明るい声でもやることみっちり!

パークサイドバレエスタジオでは動けるだけではだめ。

正しく体を使えるようにならなくちゃ!

どのようにしたらいいのか、先生の注意を漏らさず聞いて、家でもたくさんおさらいしたり、身体のトレーニングを積んで欲しいです。

今日の最後は私の基礎初級クラスとポワント入門クラス。

皆さんかなり進化しています。

素晴らしいです。

上達の度合いやペースは人それぞれですが、自分の課題をクリアできた喜びを感じながらレッスンを楽しんでいただけたら嬉しいです。

これは足の構造と使い方をちょこっと。

23日にワークショップでたっぷり解説いたしまーす。

今日も一日ありがとうございました。

感謝。


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